tozen想//ツレヅレなるままに、その日暮し。

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TPP亡国論。

TPP亡国論 (集英社新書)TPP亡国論 (集英社新書)
(2011/03/17)
中野 剛志

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新書で出会った久々の良著。
筆者はTPP参加へと暴走する日本政府について、
冷静な筆致で多方面から分析する。

第一章では、TPPに対しての客観的な分析を行い、
日本人には思考停止をしてしまうブレーカーが存在し、
それが何かを解りやすく解説する。
そこにはTPPの実像と、日本人がこうありたいと思う虚像が、
いかにずれているかがはっきりと示されている。

第二章では、世界経済の現在と、その中でどれぐらいの位置を
TPPが占めているのかが示されている。
この中では、如何に日本政府が「戦略なき」戦略をもって
暴走しているかが解説されており、戦慄を覚えるものがあった。

第三章・四章・五章では日本のTPP推進派がいかなる幻想を持ち、
その幻想に支配されたまま、何を進めようとしているのかが、
一つ一つ暴かれている。
感情的にならない筆者の解説は、それだけで痛快ですらある。

第六章では、文化的・歴史的な観点からTPPについて論じており、
そこでは開国とは何ぞや、というところにも踏み込んでいる。
最終的には安保についても深い考察が行われており、
この章だけでも読む価値がある。

テレビ出演の際にはセンセーショナルな解説を行ったということで
有名になられた筆者であるが、この本を読む限りでは、
非常に教養のある常識人としか思えない。
もし、テレビ出演が仕掛けだとしたら、舌を巻く戦略ではないか。
こんな人に日本の舵を切ってもらいたい。

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フットボール・ラブ


フットボール・ラブ ~俺たちはサッカーをあきらめない~ (SHUEISHA PB SERIES)フットボール・ラブ ~俺たちはサッカーをあきらめない~ (SHUEISHA PB SERIES)
(2011/12/09)
小宮 良之

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この本の著者の小宮良之氏の本をここ最近何度も読んでいる。
今回も、新しい本が出たので、また手にとった。
彼の書き上げる文章は、心地よい。
それは、対象となる男達に対する尊敬が、
そして、愛があるからだ。

だからこそ、美辞麗句で飾られない、等身大の彼らが見える。
サッカーが好きだからこそ、苦しみもがき、
それでも現役にしがみつく彼らの姿は、美しくすらある。

筆者の冷静な筆致は熱さの裏返しなのだ。
選手達のそのままを伝えるための。

前置きが長くなったが、今回読んだこの「フットボール・ラブ」
やはり、どうしても松田直樹の章に触れざるを得ない。

夢半ばにして倒れた彼。
ともすれば感傷的になり飾り立てられるかもしれない彼の実像。
それを冷静な文体で書き上げるには、どれだけの葛藤があったであろう。
だがそれでも筆者は彼のサッカー人生を描き上げることをやめない。
そこに、感動がある。

敢えてここでは本の中身には触れない。
先入観なく、この本を読んでほしいから。


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げんしけん


げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)
(2011/05/23)
木尾 士目

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自分は、大学時代までオタクであることを隠して生きてきました。
でも、リア充でもありませんでした。
ここには、オタクだけどリア充な大学生活があります。

第二部となるこの作品。
二代目の主人公となる荻上は初代主人公の笹原のカノジョ。
同人誌、商業誌等に寄稿するなど、現実、非現実ともに充実。
代替わりしたげんしけんには様々な新入生が入ってきて・・・

この子が男???な作品です。

ちなみに自分は吉武さんが好きです。

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プラネテス。


プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)
(2010/11/01)
幸村誠

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それは普通の人ですら宇宙で働くことが当たり前になった未来。
主人公のハチは、デブリ(宇宙ゴミ)掃除の作業員。
自分の宇宙船を持つことを常々口にするも、
実際は進んでいない様子。
そんな中、彼は木星探査船の乗組員に応募する。

単なる近未来宇宙SFではなく、非常に哲学的な示唆に富むこの本。
やはり、一番心を打つのはハチが木星に到着した時のこのセリフです。

「愛し合うことだけが どうしてもやめられない
いいか悪いかは知らないが とても強い力だ
核融合なんて目じゃない
人間はみんなスゲー力を持ってんだ
素晴らしいことだし おそろしいことだとも思う」

人、そして世界の在り方について考えさせてくれる良著です。

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バルサ流。


FCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッドFCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッド
(2008/12/09)
村松 尚登

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指導者としては、一読しておきたい本。

トレーニングメソッドとしても、一流の本ですが、
この本を買って一番よかったと思ったのが、
「戦術的ピリオダイゼーション」についての記事を読んだ時でした。

詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、
サッカーにおける試合の中での状況は、色々な要素が複雑に絡み合い、
ある一つの要素が変化して行くことで、試合全てに影響を与えることがある、
というのがこの理論のキモです。

何を当たり前のことを、という方もいるかもしれません。
しかし、よく考えていただきたいのは、これまでのコーチングは、
その局面、局面を見ていただけではないかと。

全体を見越して、局面を修正する。
そういう指導者に、私はなりたい。

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