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アンチ・ドロップアウト

アンチ・ドロップアウト~簡単に死なない男たちの物語 (SHUEISHA PB SERIES)アンチ・ドロップアウト~簡単に死なない男たちの物語 (SHUEISHA PB SERIES)
(2010/03/25)
小宮 良之

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一たび手中にした栄華からの凋落。
第一線に留まり続けることができる選手は一握りである。

転がり落ちる様に引退していく選手が多いサッカーという競技。
この本の中には、そうした運命に抗い、現役を続ける男達がいる。

かつて天才と呼ばれた財前宣之、超新星のような輝きを見せた石川直宏や、
今数々の難関を乗り越え、日本屈指のFWに登りつめた李忠成など、
比較的有名な選手が並ぶ中、目を引いたのは、かつて鹿島にいた金古の名前だった。

私事で恐縮であるが、福岡県に住み、比較的サッカーに関わってきた自分としては、
金古聖司は印象深い選手である。

超高校生級と言われたそのDF力や、CBながらも精度の高いフィード。
また、攻撃面では、センターライン近くからの地を這うようなロングシュートなど、
なるほどそれは鹿島に在籍するにふさわしい選手だと感じていた。

ただ、もう引退してしまったが、かつて京都に在籍した手島和希選手と話をした時に、
「金古は優しすぎるところがある」みたいなことを聴いたことがある。
その時のことが、この本を読んだ時に強く想起された。

「想い」を前面に出すような選手ではない。
それはアビスパの一員としてCBを張っている時にも少し感じた。
だが、プレーの随所随所には、内に秘めた思いが滲み出るようになっていた。

だからこそ、歯痒かった。

金古聖司というプレイヤーがトップレベルの舞台にいないことを。

この本ではその想いが代弁されていた。
代弁と自分が言うのはおこがましいが、あの時の気持ちそのままの文章がそこにはあった。

今回、金古選手についてのみしか言及しなかったが、
ここに挙げられなかった選手達の挑戦も、また素晴らしい。
簡単には死なない男達の物語は続いていくのだ。

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