tozen想//ツレヅレなるままに、その日暮し。

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「弱者の兵法」野村克也

古本屋で目に留まったので購入。
さすがノムさんが書いただけあって、深い。
あらゆるスポーツや仕事に応用が利きそうです。

詳しくは読んでいただきたいので、
大まかにしか語れませんが、
いかにして持たざる者が、持っている者に勝つか、
ということを主眼に置いて書いてある本でした。

この中で身体能力や、センスで劣る者は、、
如何にして勝つことができるのか、
ということがテーマとして繰り返されていますが、
その根底にあるのは、「無形の力」、
すなわち、「分析」や、それに対する「気づき」を
如何にして得るのか、ということです。

それは、他の者よりも、「持っていない」ということを、
認めるという、非常に厳しい作業でもあります。

自分に足りない物を知っているからこそ、
ストロングポイントを自覚することができる。
逆説的ではありますが、この本はそのことを語りかけます。

ソクラテスは「無知の知」に気づくことで、
歴史に名を残す人となりました。
野村監督もまた、そのような人のひとりだと思います。

壁にぶつかった時に、読んでほしい、そんな一冊です。

弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論
(2009/07/24)
野村 克也

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「ゴールは偶然の産物ではない」フェラン・ソリアーノ

最近スペインづいてるので、是非読んでもらいたい本をもうひとつ。

先に断っておくが、この本はバルサがいかにして強くなったか、
ということを述べた本ではない。
ただ、矛盾するようであるが、
何故バルサが世界最強の名をほしいままにしたか、
その答えが垣間見える本である。

冒頭から、フットボールの結果は運ではない、
という彼の論理に目を見張らされる。
勿論、筆者は運の作用を否定はしていない。
しかし、やはり栄冠を勝ち取るには、
緻密なマネジメントが必要であることを強調する。

驚くのは次章である。
まず、自分が勝負するマーケットについての分析が始まるのである。
フットボールという市場の普遍性・特殊性を俯瞰した後に、
どうしたら、観客という顧客を満足させることができるのか、
というこの本のテーマを提示するのである。

このテーマに従い、話は進んでいく。
投資額と各国リーグにおける順位の関連性や、
そこでも如何にして収益を上げ、そして勝つのか、
という「経営」と「勝利」の難しい両立のメソッドが、
ここには記されている。

ここで、その一部を紹介する。
「勝利への法則」というパートで、筆者はこう述べている。
「成功の法則を考える際、第一に絶対的な法則は存在しないと認識することが大切だ」

なるほどこの言葉自体は逆説的ではあるが、
確かに過去の栄光に取りすがるあまり、
栄枯盛衰という言葉を体現し凋落してきたクラブは枚挙に暇が無い。
ただし、常に勝ち続けたクラブは、一時に力を落とすことはあっても、
絶え間なく勝利を希求する方法論を模索することで、
また、上昇へのカーブを辿ることができるのだ。
なお、詳述は避けるが、筆者はここで、そのための重要な要素として、
「コミットメント・バランス・才能」を挙げている。

これ以降の章では、人事のあり方、そして適正な報酬の決定方法、
それから、選手移籍の交渉方法について書かれているが、
選手移籍のための交渉の項が非常に興味深かった。

詳しくは本書を読んでいただきたいのだが、
アングロサクソン的な交渉と、ラテン的な交渉の傾向と対策について
詳述してある。
この本を読んだ上で、それぞれの国の移籍のニュースを見ると、
また違った面白さが味わえる。

最後の方に挙げられているイノベーション論も面白いものであるが、
実際に読んでいただきたいため、ここでは省くこととする。

以上のように述べてきたが、この本のベーシックにある哲学は、
ゆるぎなく、この一言に集約されると言っても過言ではない。

それは、バルサは「クラブ以上の存在」であるということだ。

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「エル・クラシコ」小宮 良之

金曜日に購入し、日曜日に2時間で読了。
それほど引き込まれる本。
作者の小宮氏の文章は自分の好みに合うのか、
新刊が出る度に買ってしまうのだが、今回も当たりだった。

バルサとレアルの対決にフォーカスしたこの作品、
スペインと言う国に精通した氏の本領が如何なく発揮されている。

日本のスポーツメディアには有り勝ちなことであるが、
その歴史を掘り下げることなく、
ただ昔から対立してきた2大クラブだから、という視点でしか
「エル・クラシコ」が盛り上がっていることを報じない。

しかし、この本は違う。

バスクやマドリッドというその地域の成り立ちの違い、
そして、それまでに辿ってきた両者の対立の歴史など、
深く、しかし解りやすく語られている。

特に、内戦を経た後のフランコ独裁時代に選手獲得競争に端を発して、
両者の間に憎悪が増幅していく様は、一読に値する。

前半部は、小宮氏の文章には珍しく、
熱を帯びることも厭わない筆致ではなく、
比較的冷静というか、俯瞰的な文章で編みこまれている。
下衆の勘繰りかもしれないが、どちらかに肩入れしないように、
敢えてそうしたのではないかと思われる。

後半部分は、それぞれ歴代に所属した選手について語られている。
ここがいつもの小宮氏らしいというか、実に踏み込んだ内容だった。
詳述は避けるが(実際に読んでいただきたいため)、
スーパープレーヤーだけでなく、
この2つのチームで成功できなかった選手にまでスポットを当て。
それぞれのクラブの文化、いわんや精神性までも浮き彫りにしている。
しかし、流石というか(ライターの人に失礼であると思うが)、
文章から選手の人柄が滲み出るのは、やはり小宮氏だからか、
と舌を巻かされたのは正直な感想である。

最後に、「日本人がクラシコを戦う日」の可能性が考察されている。
贔屓の引き倒しでなく、冷静に日本人選手の現在地を分析した上で、
最も至近距離にいる人物達の名前が挙げられている。

読了した際に得られるものは、
「エル・クラシコ」に関する知識だけではなく、
その空気感と、世界をリードするこの2チームの矜持である。
是非、サッカーファンには一読してほしい、そんな本である

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姉の結婚

姉の結婚 1 (フラワーコミックス)姉の結婚 1 (フラワーコミックス)
(2011/05/10)
西 炯子

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某大手サイトの方が読んでいるとのことであったので、
自分も追っかけで読んでみることに。

ブサメンがイケメンになれば、10年越しのストーカーでも人はOKなのか?
などと色々とツッコミを入れたい人もいるでしょうが、
普通に面白い。

一人で生きていくことをなんとなく心に決めた女性が、
突然現れた既婚のイケメンに振り回されるこの話、
人の心の機微がすごく面白い。

特にウケたのは、登場人物誰もが主導権を握ろうとしても、
それぞれが微妙にうまくいかないこと。
そんな積み重ねで物語が進んでいくので、
ページをめくる手がウズウズしているのがわかる。

こんなイケメンになれたら、人生楽しいだろうね。

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読んでおく本リスト。

「謎解きはディナーのあとで2」、「名将への挑戦状」、
「ゴールは偶然の産物ではない」、「戦後の宰相たち」、
とりあえずこれぐらいかな。まだまだ残ってるな。

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